8.28.2023




















南スウェーデンのアンナさん、初秋の花籠です。


日本の古い魚籠に庭で育てた植物を。

ダーラナ地方でおよそ一週間の夏休みを過ごしたアンナさんが、帰宅後すぐに向かったのは庭だったとのこと。いきいきとした植物を見て、ひと安心したそうです。

季節ごとにさまざまな植物を愛でられる彼女の庭は、わたしもだいすきな場所です。

3.21.2021
























今年、京都から海外に渡った Lさん。一緒に海を渡ったオランダの水差しに(十歳のお嬢さん好みの)バラを飾ったようすを送ってくださいました。

実は彼女たちのお引越しをわたしは少しだけ手伝ったので、この水差しやその横にある木製オブジェを梱包していたのですが、この写真で無事に届いたこともわかり、ほっとしています。

さまざまな思い出とともに、これから新しい景色を作り出してくれますように。




7.03.2020



























京都にお住まいの Kさん。5月のようす。

「外にはこんな草花が自然に育っているから」と、少しずつ摘んだ野草をアンティークの花瓶に。

その下に敷かれているのは、スウェーデンの手刺繍布です。

フランスのとりわけパリに魅了された Kさんは、長年仕事としても通われていました。この花瓶はそのときに見つけたもので、ずっと大切にされているそうです。




























そしてこちらは7月、昨日のようす。

パリの街中を無我夢中で歩き回ったこと、その当時日本では見たことのなかったものを見つけては驚き、心躍らせていたことなど。いつも Kさんのお話は、わたしまでその場所にいるような楽しい気分にさせてくれます。






5.06.2020








































東京にお住まいの M さん。トルコキキョウをスウェーデン・ロールストランドのミルクピッチャーに。

M さんによると、トルコキキョウは一週間、毎日の水切りに耐えて元気に咲いてくれているそう。そしてこの花々は、八年前にいなくなった愛犬たちの写真に手向けられています。

動物の生態や環境問題にも関心のある M さんのお話は、いつもわたしをいろいろな生き物の世界にいざなってくださいます。



5.01.2020




























京都・中京区 建築家 Oさんと染色家 Sさんご夫妻のお住まい。のびやかに育つ植物がそこかしこに。

二階建ての古い民家を八年ほど前に改装し、現在一階は事務所兼アトリエになっています。



























Wilhelm Wagenfeld によるドイツ製花器に、庭の植物から選んだフイリアマドコロを。



























種々の山野草が美しい庭は、隣接する大家さんと大切にしている場所なのだそう。「特にいまの季節と秋はとてもきれいです」と教えてくださいました。

「京都らしさ」を実感する、表通りからは想像できないつくり。そしてまた、四季の移ろいを身近に感じられる生活のなかから、おふたりそれぞれの仕事がうまれていることに興味を覚えます。



4.21.2020







































今年3月、京都・御幸町二条に新しくオープンしたバーバー『 At the Barber's 』

カウンターの上に、ウンベルトでお求めいただいたドイツの薬瓶を花器としてお使いいただいています。さっぱりとした清潔な空間は、もと理髪店さんだったという古い日本家屋を改装してつくられました。

店名の『 At the Barber's 』は「理髪店あと」と本来の意味である「理髪店にて」とをかけて名付けられたそうです。

写真には写っていませんが、奥にはすっきりした( いまは石庭のようにみえる )坪庭もあり、店主 安田さんとの会話を楽しみつつとても気持ちよく過ごせる場所になっていると思います。






4.10.2020
























滋賀にお住まいの Tさんの一室

スウェーデンでつくられた木製の鶏、そして壁面には日本の張り子のお面が。

ウンベルトができたころから来てくださっている方で、今はデッサン教室の生徒さんでもあります。

研究職に就いている彼女は、ウンベルトで自分が「何か」を選ぶ基準について考えるときがしばしばあり、それは「ブリコラージュ( Bricolage )」と気付きましたとのこと。


Glad Påsk  🐓 🐓🐓






5.14.2019







































京都にお住まいの S さん

スウェーデンの透明な古いガラス瓶には、ドライフラワーと植物( 赤いのはサルトリイバラ )の実で彩りが添えられています。そこに先日骨董市で見つけられたという木の人形( 持っているのはスズラン )を組み合わせて。

5月1日はフランスで始まった「スズランの日」。愛する人にスズランを贈る風習があるそうですが、S さんは極めて個人的に5月のスズランに素敵な思い出がおありとのこと。この一角を眺めるたびに、その時の気持ちがよみがえってくるのかもしれませんね。







5.05.2019

「器と植物」をテーマに、新しいブログをつくってみました。


ヨーゼフ・ボイスに倣って薔薇を一輪。

タピオ・ヴィルカラによるローゼンタールの花器、アアルトのスツール 60 を花台に。そしてトーネットのチェア。どれも長年自宅で愛用している物です。

今回は自分の部屋を例として挙げてみましたが、日常生活のなかで、みなさんがどのように植物と器(そしてお気に入りの家具)を使われているのか、とても気になります。

そこで次回からは、Umwelt のお客さまによる「器と植物」をテーマとした写真(と短いコメント)を紹介させていただきます。

こちらのブログは不定期更新になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。